舌痛症
舌痛症改善の根拠
舌痛症と整体による施術は一見関係無いようですが、当院でも改善例があるように実はかなり理にかなったアプローチなのです。
それは舌痛症の好発年齢や好発環境をみれば明らかで、自律神経のバランスとの関連が深いからです。
悪性腫瘍など何か重篤な病気などによって起こっている舌痛症でなければ、整体によって改善していくことは可能と言えます。
舌痛症の原因
舌痛症の原因は、前述したように病気など明らかな原因がある場合を除いては明確なことはわかっていません。
口腔外科や耳鼻科にいっても異常が見つからないことだって多いですし、舌痛症の多くは心因性であると考えられてきました。
しかしそれは有力な答えではなく、確立された治療理論があるわけでもありません。
しかし一つわかることは、舌痛症は神経痛であり、最近の治療では抗うつ薬が処方されるということ。
抗うつ薬が処方されるということは、自律神経に何らかの問題がある場合だからであり、舌の環境保持に最も大切な唾液の分泌などを司っているのも自律神経です。
当院の整体が自律神経のバランスを整えることを一番の目的としていることを考えると、整体によって舌痛症が改善されたことにも合点がいきます。
自律神経のバランスを整えることが舌痛症改善に大いにプラスになると結論づけることができますね。
舌痛症の治療方法
病院や口腔外科などでは亜鉛の投与や抗うつ薬の処方などがありますが、当院ではそういった薬剤などは当然使いません。
かといって舌に直接的に何か治療を施すわけでもありません。
舌に器質的に何か問題が起こっているわけではないからです。
(病気や腫瘍などを除く)
やることは「自律神経の調整」です。
自律神経の中枢である頚椎付近の調整や、自分で自律神経のバランスを整えられる最も有効な手段である深呼吸をしやすくするために肋間筋や肋骨の動きをよくしたりといった全身のアプローチを行います。
舌痛症だからといって舌そのものに集中して治療をすれば良いわけではなく、舌痛症の根本的な原因を解決していくことが大切です。
舌痛症は誰に多い?
舌痛症が好発するのは性差があり、女性の舌痛症の発症の方が7~8倍多いとされています。
ちなみに当院に舌痛症を治しに来られた方は男性も女性もどちらもいましたが。
また閉経後であったり、更年期に差し掛かる年代で多いというデータもあります。
舌がんなどへの恐怖など心理的な部分も全く舌痛症と関係が無いわけではないので、心因性の部分も否定はできません。
糖尿病やビタミンBの欠乏症や高血圧も舌痛を起こす身体の状態として挙げられるので、他に病気を持っている人はそちらの治療を優先した方がいいかもしれません。
舌痛症予防の意外なポイント
当院の施術で治っていくタイプの舌痛症の場合、再発予防や早期治癒に役立つ意外なポイントがあります。
それは「顎のズレ」です。
実は顎の動きにズレがあることで頸部の筋肉に負担をかけ、それが自律神経に影響を及ぼし舌痛症に繋がっていることがあります。
顎関節症を自覚している人や、口を開くとゴリゴリ音がするのが気になるという人は、当院の整体によって顎の動きを改善することで舌痛症改善に近づくかもしれません。