足首の痛み
足首の痛みは整体で治せる!
足首の痛みを治すことと、全身の整体を行うことがいまいち繋がらないという方も多いかと思いますが、実は足首の痛みを最も早期に治癒させるには全身の整体が最適な方法なんです。
というのも、足首というのは全身の加重を受ける場所であり、背骨や骨盤のゆがみ更には股関節や膝の使い方などによって負担のかかり方が大きく左右されます。
足首の痛みの根本的な原因が足首以外の所にあったとしたら、頑張って足首ばかり治療していても痛みはなくなりませんよね。
捻挫や打撲など、明らかな外傷の原因が無いのに足首が痛いということは、普段の日常生活の中でのダメージの蓄積があるということですから、どうして足首の痛みにつながってしまったのかというそもそもの部分を解決していかなければなりません。
足首の痛みの原因
ここでは、捻挫や打撲などの外傷以外で起こる足首の痛みの原因を考えていきましょう。
徳永接骨院に足首の痛みを治しに来られる方のほとんどが、自分では明らかな原因が思い当たらないというケースです。ということは、何か内科的な病気などで無い限り体の使い方や負担のかかり方によるダメージの蓄積が考えられます。
①足首の動き方
足首の動き方に影響するのは、特にふくらはぎの腓腹筋や下腿二頭筋、すねにある前脛骨筋や後脛骨筋、さらに足の裏の足底筋などです。
これらの筋肉が硬くなり、動きに影響があると足首の痛みを引き起こすことがあります。
②膝の使われ方
膝蓋骨という膝のお皿の動きが悪くなったり、大腿部の外側の筋肉が硬くなったりすると下肢全体が外反傾向になり、O脚のようになります。
そうすると当然重心が変わってきますから、それが足首の痛みになっていることが多々あります。
③骨盤のゆがみ
骨盤がゆがむと下肢への体重のかかり方が変わるというのはもちろんですが、骨盤が後傾することによって下肢全体が外旋させられることで足首の動作に影響が及ぼされ、足首の痛みを発症させることもあります。
骨盤のゆがみを無くすために股関節の前側や臀部の筋肉の緊張を緩和させる必要があり、なかなか治らない足首の痛みの原因はここにあることが多いです。
④猫背やストレートネック
要は、頭や首の位置が前に落ちているような悪い姿勢のことです。頭というのは体の中でもかなり重量がある部位なので、少し位置が変わるだけでも全身のバランスに影響します。
猫背であるせいで骨盤のゆがみを引き起こし、下肢の筋緊張につながり、足首の痛みとして発現するというメカニズムでもあります。
足首の痛みの治し方
徳永接骨院での足首の痛みの治し方としては、まず足首そのものの状態を確かめ、どんな時に痛むのか?何か思い当たるきっけけがあったのか?以前にケガなどをしたことがあるのか?も含めて見極めていきます。
そのうえで全身のバランスや各関節の動かし方なども確かめ、足首の痛みの真の原因がどこにあるのかを突き止めていきます。
その後全身の整体を行っていく中でバランスの改善や関節の動き方の改善、足首周りの筋緊張の緩和など総合的なアプローチをしていき、足首の痛みの早期改善と再発予防に努めていきます。
多くの場合、足首の痛みは放っておいて良くなることはあまりなく、ほとんどがむしろ悪化してしまうことの方が多いので早めの治療が必要です。
足首の痛みで病院に行くべきとき
中には足首の痛みの原因が筋骨格にあるわけではなく、内科的疾患による場合もあります。
例えば痛風や糖尿病の既往がある場合、創傷などキズがあった場合(細菌感染)などです。
これらの場合は整体ではなく、まずは病院で精査してもらう必要があるので、突然異常な腫れが出てきた場合などはまず病院で精査して、何も問題が無いことを確認してから当院を受診されることをおススメします。