神奈川県相模原市中央区淵野辺3丁目22-2シルキーコダマ1F
オスグッド(オスグッド・シュラッター病)は、小学校5~6年生から中学生の男の子に多い、成長期特有のひざの痛みです。競技としてはサッカー、バスケットボールをやっている子によく見られます。 ひざのお皿の下の「脛骨粗面(けいこつそめん)」という部分が膨らんできて、押すと痛かったり、ひざの屈伸や階段の昇り降りなどで痛みが出て、ひどくなると歩くのも辛くなるほど痛くなります。 オスグッドは、スポーツをやっている子が多いですが、痛みがひどくなると当然、運動中に痛みが出るので練習や試合に出るのも難しくなります。 症状が長引けばプレイヤーとしてもクオリティが下がってしまうので、早く治してあげる必要があります。
オスグッドは、一般的には「成長痛」と言われ、骨が伸びてくる事で筋肉の長さが追い付かず、筋肉がくっついている部分が引っ張られ痛くなると考えられています。筋肉が付いている部分が骨端軟骨という部分で骨がまだしっかり出来上がっていないのも、痛くなったり変形してきたりする理由と考えられています。しかしそれだけが原因と考えると、同じように成長期で同じ競技をやっていてもオスグッドを発症しない子や、同じ子でも片方の足は発症して、片方の足は問題ないというケースは説明がつかなくなります。結論からいうと「成長」だけが原因ではなく、どこかに緊張して硬くなっている部分がある事と身体全体の使い方に原因があります。多くの病院や治療院はそれを見逃しているので、半年も1年も治療しても治らないというような、悲劇が起こります。
ひざ周囲の筋肉をやわらげるために入浴は有効です。シャワーだけでなく、しっかりとお湯を張った浴槽に浸かるようにしてください。痛みの出ない範囲でストレッチも有効です。ポイントは「痛みが出ない範囲」で行うことです。「痛気持ちいい」もダメです。筋肉をゆるめるためにストレッチは有効ですが、少しでも痛みを感じると人間の筋肉は防御反応で緊張が強くなりますので、絶対に痛みを我慢してのストレッチしてはいけません。
また、すべての患者様ではありませんが、オスグッドの子は「股関節」や「足首」にも問題がある事が多いので、「足首」や「股関節」も痛みがでない範囲でストレッチしてやわらかくするのも症状の改善に役立ちます。
当院ではオスグッドの原因は成長だけとは考えていないので、最初に触診で周囲の硬さをチェックすると同時に立ち方や歩き方、屈伸の際のひざの使い方もチェックします。多くの場合は、ひざだけでなく他の部分にも問題があるので、身体全体のバランスを整え、原因になっている筋肉の緊張を見つけて、その緊張をゆるめていきます。当院のメニューでいうと「無痛ゆがみ調整」という施術になります。また、良くなった後に再発をしてしまったら意味がありませんので、必要であればご自宅でご自分で行うエクササイズなども指導します。
» 「無痛ゆがみ調整」のメニュー詳細はこちら
オスグットで悩んでいる方におすすめなのが、「股関節ゆらし体操」です。
股関節や臀部の筋肉の緊張を取り除くエクササイズです。
優しいエクササイズなので、痛みなく出来ると思います。ぜひやってみてください。
やり方は動画で確認してみてください。
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相模原淵野辺 徳永接骨院
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