なぜ、足の裏が痛くなる?!
2019/11/25
こんにちは、徳永接骨院の義澤です!
最近、足の裏が痛いという方が多く来院されます。
歩いていると痛い、裸足で歩くと痛い、運動すると痛い、などなどの声があります。
中にはかかとが地面に着くだけで痛いなんて方もいます。
一般的に足の裏の痛みは足底腱膜炎(そくていけんまくえん)であることが多いですが、
足底腱膜炎とは何か?なぜ足底腱膜炎になるのか?
などをお伝えしていきましょう。
足底腱膜炎って??
足の裏には足底筋という筋肉があります。
主には歩行時に使われていますが、足底筋は骨に付着する部分が腱膜に変わります。
代表的な腱にはアキレス腱があります。
アキレス腱はふくらはぎの筋肉が合わさり、アキレス腱となってかかとに付着します。
このように筋肉は腱となって骨に付着するのです。
足底腱膜炎は歩きすぎや運動のし過ぎなどのオーバーワークにより
症状が出てくる方が多いです。
筋肉が動くということは筋肉が伸びたり縮んだりしています。
筋肉が伸びたり縮んだりすると腱も伸び縮みします。
この繰り返しによって骨の付着部である腱が炎症を起こしたものが足底腱膜炎です。
痛みが出やすい部分はかかとの内側周辺です。
オーバーワーク以外にも長時間立つことがある方なども痛みを訴えることがあります。
実は、足底腱膜炎の原因は足底筋や腱だけに原因があるのではなく
それ以外に根本的な原因が隠されていることがあります。
足底腱膜炎の本当の原因とは?
一番の問題はなぜ、足の裏に負担がかかってしまうのか? です。
人間は上半身の重さを下半身が支えていますが、下半身の股関節、膝関節、足関節の3つの関節にポイントがあります。
これらの関節が上半身の重さを吸収していますが、仮にどこかの関節に何か問題があったとしましょう。
そうすると本来は3つの関節がうまく重さを吸収していたのが、1つの関節に問題が起きれば残りの2つの関節に負担が集中します。
例えば股関節が固くなっていたら股関節が十分に機能せずに、膝関節や足関節付近に負担が集中します。
さらには、決して3つの関節の中の1つだけに問題があるとは限らずに複数の原因があることもあります。
そのため、足の裏に負担が集中してしまう根本的な原因を見つけることが大切です。
その原因が足の裏とは全く関係ない場所にあることが多いのです。
あなたがもし足の裏の痛みで悩んでいたら本当の原因は足の裏以外にあるかもしれません。
その原因は実際に触診しなければ分かりませんが、足の裏だけの治療をしてもなかなか良くならない方は
足の裏に負担がかからない体つくりをする必要があるかもしれません。
簡潔に言えば、姿勢をよくすることが体に負担をかけない状態を作ります。
足底腱膜炎についてより詳しく知りたい方
当院の施術方法を知りたい方は下記をご覧ください。