頭痛は脳の痛みである by立林
2017/9/28
頭痛はつまり脳の痛みです。
指を切ったら皮膚の痛みだし、肉離れをすれば筋肉の痛み、骨折をすれば骨の痛みですよね。
頭痛は何が痛んでいるのかというと脳の痛みです。
ただ、脳の細胞そのものが壊れたり傷ついたりしておきるものではなく
(ここでは病気による頭痛を除きます)
徳永接骨院では頭痛の原因を血流の不良と捉えます。
少なくとも僕はそう思います。
脳の細胞は何千万個という細胞で構成されており、片方ずつ2週間かけて全部の細胞が代謝によって入れ替わっています。
代謝というのは要は古くなった細胞を新しい細胞に変えるという仕組みです。
この代謝を起こすには、血流が良好であることが必須です。
いらなくなった細胞や老廃物を血流に乗せて外に排出するということと
新しい細胞の材料や栄養を血流に乗せてとどけないといけないからです。
ここで、何千万個とある脳細胞が猛烈な勢いで日々代謝されていることを考えると
少しでも血流が悪くなることによって脳は危険を察知します。
すると、こりゃ大変だということで痛みとして体にSOSを発信し、それが頭痛として感じられる。
そんなメカニズムと考えています。
血流が悪くなれば周りの筋肉の緊張を招き、それが神経を圧迫することによって痛みを生じさせることもあるでしょうし、
拡張した血管が神経を圧迫して頭痛を引き起こすこともあります。
でも、そもそもの発端は血流の悪化だということです。
脳を栄養する血管というのは、硬膜動脈といって脳の表面を覆っている血管です。
その硬膜動脈につながる血管が眼動脈であったり、側頭動脈であったり、顎動脈であったり
顔面周囲の主要な血管が連結しています。
よく、頭痛発生とともに目が痛くなったりするのは眼動脈が関係しているからです。
側頭部、こめかみの部分がズキズキと痛いのも側頭動脈が絡んできますし
当院で頭痛専門整体をやっていて、頭痛が慢性化している人のほとんどが咀嚼筋の緊張や
顎関節症を併発していることも無関係ではないはずです。
頭痛を治すのは何も頭痛薬や漢方だけではありません。
顎の動きを正すことで良くなることもあります。
目を温めることで頭痛が良くなることもあります。
でも、自分の頭痛がどうすればよくなるのかを
自分だけで判断することは難しい。
だから僕たちがいるのです。
相模原で頭痛の治療なら、当院にお任せください。