自律神経失調症の原因は首にあり。
2017/2/8
相模原市淵野辺の徳永接骨院、義澤です。
目次
自律神経失調症とは、自律神経のバランスが崩れることで頭痛、めまい、吐き気、冷え症など様々な症状を伴います。
病院での治療法としては主に薬物療法になります。
しかし、薬物療法により症状が根本的に治った方は少ないかもしれません。
当院の患者様にもこれらのお悩みを持った方がいますが、
根本的な原因を改善することで改善しています。
ずばり、姿勢不良により首に負担がかかっていることが自律神経失調症の原因です。
自律神経とは、無意識のうちに自分の体をコントロールしている神経です。
例えば、心臓が動く、食べた物を消化する、汗が出るなど様々な人間の機能を司っています。
そのため自律神経のバランスが崩れると体にはあらゆる不調がでます。
自律神経のバランスと言われてもどういうことなのかわからない方もいます。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があります。
前者は、運動をしたり活動している際に活発に働く神経で
後者は、リラックス時や睡眠時に活発に働きます。
この二つの神経はどちらかが働いていれば、一方は休んでいるシーソーのような関係にあります。
そのため、これらの神経にはオンとオフのようなスイッチがあり
この切り替えがうまく出来ていることが大切です。
しかし、自律神経失調症の方は本来であれば交感神経が働いてほしい所でうまく働かなかったりします。
その結果、自律神経のバランスが崩れてあらゆる不調が発症します。
上記で述べた自律神経のバランスが崩れる原因として、首が大きなポイントになります。
首には自律神経の中継点が密集していて、首に負担がかかり筋肉がギュッと硬くなると自律神経のバランスが崩れます。
そして首に負担がかかる原因が姿勢にあります。
姿勢不良で特徴的なことが頭が前に出ていることです。
近年ではスマホが普及したことで下を見る時間が長くなりました。
その結果、頭の重さを首だけで支えられなくなり頭が前に出ていきます。
頭の重さは5キロほどでありボーリングの球と同じくらいになります。
この重さを首が支えていますが、頭が前に出ることで重さ自体が2、3倍にもなります。
つまり10キロ、15キロほどの重さが首の負担となる訳です。
この状態であれば首の筋肉がギュッと硬くなり自律神経のバランスは崩れていきますよね。
自律神経失調症の場合はほとんどの方が首に問題があるため
薬物療法やマッサージなどの整体を受けても改善しなかった方は
姿勢を治し、首にかかる負担を減らすことが一番の治療となります。
自律神経失調症についての治療の詳細はこちらからご覧ください。