冷え症は姿勢を治すと改善する。
2017/2/6
相模原市淵野辺にある徳永接骨院の義澤です。
目次
当院は姿勢の専門家として数々の患者様のお悩みを解決してきました。
患者様のお話を聞いていると、冷え症の方がかなり多いです。
もし、冷え症を治す策があるのであれば多くの方(特に女性)が必要としていると思います。
今回は私の経験上、どうすれば冷え症が治るのかをお伝えします。
冷え症にもいくつかの種類があります。
大きく二つに分けると、「手足の冷え」と「お腹周りの冷え」です。
手足の冷えとは皆さんがイメージするように手先、足先が冷えている状態です。
そして、お腹周りの冷えとは手足は暖かいがお腹周りだけ冷えている状態です。
ほとんどの方は前者のパターンだと思いますが冷え症にも種類があることを認識しましょう。
冷え症でのお悩みとして多いことが、「足先が冷えてて、寝付けない」「足をつることが多い」などです。
これらの原因は足の血液循環が悪いことが一般的です。
少しでも改善するように靴下を二重に履いたり、温かいものを飲んで体を温める、運動や漢方など
様々な対策を試している方が多いでしょう。
しかし、残念なことにこれらの事を継続しても冷え症が治った方は少ないでしょう。
なぜなら、すべて「対症療法でしかないからです」
冷え症を改善するためには根本的な原因を改善する必要があります。
その原因が「姿勢」です。
冷え症の方は代謝が悪いため身体の内側から熱が生まれません。
体を温めることは大切ですが、一番大切なことはご自身の身体が熱を作る事です。
主に熱を作るのは筋肉です。
冷え症の場合はお腹の奥の方にある腸腰筋や第二の心臓と言われるふくらはぎの筋肉(腓腹筋)がうまく働いていません。
これらの筋肉は血流を良くするためのポンプ作用があるため、
筋肉が機能していなければ血流が悪くなったり冷えやすくなります。
そのため、これらの筋肉のポンプ作用を活発にすることが大切です。
実は、腸腰筋や腓腹筋の機能が低下する原因が姿勢にあります。
冷え症の方に多いのは、骨盤が後ろに傾いている状態です。
骨盤が後ろに傾くと腸腰筋や股関節が硬くなります。
股関節には大腿動脈という太い血管が通っているため、股関節が硬いことで血流が悪くなります。
その結果、ふくらはぎのポンプ作用が衰え代謝が落ちて、冷え症になります。
そのため腸腰筋の硬さを取り、後ろに傾いた骨盤を起き上がらせ、足の血流を良くします。
そして、筋肉のポンプ作用が機能することで体の内側から熱が生まれ、冷え症が改善していきます。
治療の詳細はこちらをご覧ください。「冷え症を治す整体」